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[ 役 職 ]
推進事務局
情報調査委員会 委員長
[ 名 前 ]
多田 恭輔

Vol.004 「情報管理の重要性」

現代の日本は誰もが認める情報化社会です。携帯電話の普及率は6割、インターネット普及率は5割を超えたとも言われています。
政府は、通信傍受法を作り世界中の情報を傍受し、国民を数字で管理する住基ネットを作成しました。
この情報にあふれた世の中で、ぜんたいの情報を管理している人がいます。アメリカでいえばNSA<国家安全保障局>です。では、これらの人が悪事を働かないように、誰が管理するのでしょう。そして、その管理者を誰が管理するのでしょう。情報の管理を人任せにするということはそういう堂々巡りをするということです。つまり情報というのは、自分で管理し守らなければならないのです。

 インターネットでの被害は後を絶ちません。ネットオークションで騙されたり、ワンクリックで不正アクセスしてしまったり、ネットストーカーの被害や出会い系サイトで被害にあう青少年など、様々なハイテク・サイバー犯罪が、年齢・性別を問わず猛威を振るっています。携帯電話を持っていて、迷惑メールが自分の携帯電話に来たことがない人はいないでしょう。明らかに怪しいサイトへアクセスするなど、自分から行動をおこさなくても、危険は向こうから迫ってきます。

 最近は、企業にも情報の流出が非常に目立つようになりました。ヤフーでの、史上最大規模の450万件の情報流出事件をはじめ、「ウィニー」での官公庁の情報流出など、個人情報を超え、国家レベルでの情報流出が相次いでいます。これに対する政府の対応策は、職員一人一人に徹底して指導を行わせるという、結局は個人一人一人の意識が重要だというものです。

 初めてのお店に行ってポイントカードを作るとき、あなたは自分の情報を記入しています。これは、お店側が新商品や特売品のダイレクトメールを出す時に使ったり、お得意様データとして保存したりしているのです。情報は正しい使い方をすれば人々の役に立つ非常に便利なものですが、悪用すれば人々を不幸に陥れる危険なものです。この情報の二面性をしっかりと理解して上で、情報を正しく扱える人間を育てることが急務なのです。
多くに情報を手に入れるということは非常に素晴らしいことです。しかし、非常に危険でもあるのです。例えば、情報を扱うことを仕事とする代表としてスパイを挙げるとします。昔から、戦争を行う前には必ずスパイを送り込みます。スパイの歴史は戦争の歴史でもあるのです。それほど昔から、人間は情報に頼ってきたのです。対立軍の情報を得ることで、少しでも戦いを有利に進めようとしたのです。しかし、このスパイが持って帰ってきた情報が、間違った情報だったらどうでしょうか。この国が、逆に不利になってしまうのは明らかです。情報というのは、真偽の判断が非常に難しく、正しい情報は自らの力となる便利なものですが、偽りの情報は自分を混乱させる危険なものです。また、このスパイが裏切って、自軍の情報を敵軍に教える可能性があるということも考えておかなければなりません。だからこそ、信頼できる人間・情報を正しく扱える人間に、このスパイという危険な仕事は任されてきたのです。

 このまま社会の流れに身を任せているだけでは、必ず犯罪があなたを襲います。政府も、今以上に情報を守る法律はつくれないでしょう。誰かがやってくれるだろうという考えを捨て、自分自身が正しい心と正しい知識を持ち、溢れる情報から自分で便利なものを判断し、危険なものから身を守らなければいけないのです。正しい心と正しい知識がないと、溢れる情報に踊らされ、予想もしない犯罪に巻き込まれてしまいます。このままでは、人類が情報化社会という波に飲み込まれてしまうという危惧の下に、我々が情報管理を広げていこうと決意したのです。

 

 

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